waniwa concept 6

「竹害」を「竹財」に

私たちにとても馴染み深い「竹」ですが、いま、全国規模で深刻な状況をもたらしています。

とくに地方では、過疎化や高齢化により敷地の手入れができなくなり、成長速度が速いことも相まって、近隣の敷地に侵入や、他の植物への悪影響、また猪が住み着いて農作物を荒らしてしまうなどの2次被害もあり、今では「竹害」とまで言われるようになりました。とくに千葉県の竹林面積は全国でも7位と言われ、早急な対応が迫られています。

waniwaでは、日本庭園を通して竹垣などを作成したり、また、その竹垣はもちろん、竹細工のワークショップを開くなどで、少しでも「竹害」を低減するとともに、「竹害」を「竹財」に変えるような活動に取り組みたいと考えています。

また、所有地の竹の管理がしきれず、隣の敷地や道路、線路にまではみ出して行ってしまうといった声があります。
waniwaでは、現在のところ鉄道隣接地に限定していますが、敷地の適性を見て、庭園とすることで管理の負担を軽減する試みを展開しています。

waniwa projectがめざすもの